大きな怪我をして入院した場合、
身体的な苦痛が生じるのはもちろんですが、
精神的にもかなりの苦痛が生じます。
そのため、リハビリにおいては、
単に身体の状況をチェックするのみならず、
患者の精神面にも気を配り、
必要に応じてメンタルケアを行う必要があります。
特に高齢者の場合、
身体の不調や痛みのみを訴えることが多いため、
精神状態の不良が見落とされやすいです。
そこで、
SDS(うつ性自己評価尺度)や
GDS(老年期うつ病評価尺度)という質問票を使用し、
患者の精神状態を評価しています。
~リハビリにおけるメンタルケアの重要性とDPTとの関係性 ②に続く~
撮影協力モデル:京都大学
環境マネジメント専攻 社会基盤親和技術論分野 修士課程 城ノ口 卓 氏